脳の恐ろしい病気の知識

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限度は発症後4時間半

脳梗塞は、非常に恐ろしい病気です。死亡率は全体の15%、介護が必要なほどの重度な後遺障害が残る率は全体の50%だと言われています。また、再発率も高く、3年以内に20〜30%の人が再発すると言われています。脳梗塞は、脳の組織や細胞が壊死してしまう病気です。ですから、これほどまでの状況に至ってしまうのは、残念ながら仕方ないことです。しかし、現在では、医療が進化し、脳梗塞を発症しても回復が期待できるようになっています。但し、回復が期待できるのは、発症後、4時間半以内に治療を受けた場合です。ですから、脳梗塞を発症したら、すぐに医療機関に向かう必要があります。そのためには、脳梗塞の発症リスクがある人、その家族、周囲の人は、そのことを認識し、心構えをしておく必要があります。

そもそもの原因は高血圧

ただ、発症後のことを考えるよりも、発症させないようにすることの方が当然、大事です。従って、日頃から、脳梗塞予防に心掛けるようにしましょう。脳梗塞は突然発症すると思われがちですが、症状は徐々に進行しています。ですから、予防することは可能なのです。脳梗塞の直接的な原因は血管が塞がれてしまうことなのですが、血管が塞がれる主な原因は動脈硬化です。動脈硬化は血管を狭くしますし、血栓(血の固まり)をできやすくさせます。従って、血管を塞いでしまうリスクが高いのです。その動脈硬化を進行させるのが、高血圧です。このような経緯で脳梗塞は発症しますから、高血圧の改善、もしくは予防が、脳梗塞の予防になるのです。日本人の3人に1人は、高血圧だと言われています。高血圧の厄介なところは、高血圧であっても、日常生活に支障をきたさない場合が多いことです。しかし、放置すれば、とんでもないことになりますから、予防、改善に努めるべきです。